テキスタイル・デザイナーとしてキャリアを開始し、緻密な幾何学的形態による構成を、絵画や室内空間へと領域を横断しつつ追求したゾフィー・トイバー=アルプ(1889–1943)と、詩人としての顔をもちながら、偶然的に生まれる形態に基づき、コラージュやレリーフ、彫刻を制作したその夫、ジャン・アルプ(1886–1966)。
本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルの個々の創作活動やデュオでの協働制作の試みなどを、豊富な図版と作品解説、資料でご紹介します。
仕様:B5変形 並製本/本文188ページ
言語:日英バイリンガル
編集:島本英明(石橋財団アーティゾン美術館)
編集補助:杉本渚(石橋財団アーティゾン美術館)
編集協力:柴原聡子
執筆:島本英明、杉本渚、セバスチャン・タルディ(アルプ財団、クラマール)、ミレラ・イヨネスコ(アルプ財団、クラマール)、アンナ・シュラーダー(ゲルハルト・マルクス美術館、ブレーメン)ヤナ・トイシャー(アルプ財団、ベルリン/ローラントシュヴェルト)
翻訳(和文英訳):クリストファー・スティヴンズ
翻訳(英文和訳):島本英明
校正:岩田高明
デザイン:加藤賢策、小泉桜(LABORATORIES)
発行:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館