19世紀後半、セーヌ県知事オスマンの大改造計画により現在の優美な年へと変貌を遂げたパリ。芸術家たちは移り行く都市のつかの間の情景を、独自の「近代的」視点で描いた。本展では収蔵の版画・油彩、約50点により当時のパリの風景や風俗を紹介。
■掲載論文(日英)
・塩島明美「Paris Passagesー遊歩者芸術家たちのさまざまな視点」
Shiojima Akemi " Paris Passages: Artistes-Flâneurs and Their Viewpoints."
・気谷誠「シャルル・メリヨン 心象としての都市風景」
・坂本雅美「版画の技法と素材」
仕様:B5/本文79頁/2008年発行